魏延は百式改であるべきだと思う
気が向いたので図書館をウロウロしてたら、児童書のコーナーでちょっとだけ興味が湧く本を発見。
「三国志絵本 十万本の矢(岩波書店)」
岩波書店のサイトにある紹介文だと「中国古典の名作『三国志演義』の痛快なエピソードを絵本化」って言ってるけど、正史を通読した身としては不快な事この上ないぜ![]()
『演義』準拠なので周瑜はこの本でも(当然の如く)貶められている…周瑜は名誉毀損で訴える権利くらいはあると思う。
第一、このエピソード自体は架空で、元ネタと思われる話は呉書・呉主伝で「孫権が船に乗っていたとき矢を放たれ、矢の重みで船が傾いたけど船の両面に矢を受けて安定させて引き上げた」とあり、諸葛亮はまるで関係なかったりするんだけどね。
ただ、一つの絵本としては良質で『演義』の一エピソードを分かりやすく、そしてツボを押さえた描き方をしており、絵のほうも各武将がSDガンダムみたいな体型をしていて案外可愛い。
小学生に読ませる絵本と言うよりは、『三国志演義』を通読した人間がニヤニヤしながら読む絵本かもしれない。
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