そうだ 風都、行こう。
「仮面ライダー響鬼」みたいにまったりした作品が観たいと思ったら「魔弾戦記リュウケンドー」が出てきて、「リュウケンドー」みたいにおバカな作品が観たいと思ったら「仮面ライダー電王」が出てきて、「電王」みたいにシュールな作品が観たいと思っていた…が、最近ようやく出てきてくれた。
その名は「仮面ライダーW」。
『風都』というあけぼの町みたいな架空の街、町を牛耳る園崎家(悪の怪人一家)の胡散臭さ(及びネタキャラっぷり)、思ったよりはカッコいい戦闘シーンやバイクアクション、主人公の探偵が工藤ちゃん(探偵物語)ばりにカッコつけようとするけどずっこける二枚目半っぷり、脇を固める怪しい方々、基本的に(殆ど)人間が死なない作風…「デンジマン」や「シャリバン」みたいなハード&シリアスな特撮もいいけど、「W」や「スパイダーマン(東映版ね)」、「マシンマン」みたいにゆるゆる~なご町内のヒーローもいいね。
何より主人公に「何故ヒーローに変身して戦うのか」とか「悪人であっても人間を助けようとする」といった動機がちゃんと描かれているのは好感が持てる。
ディケイドの最終回があまりに酷かったので期待はしてなかったけど、堅実な話の作り方や『30分の子供番組』という枠内で適度に情報を入れておく様は地味だけど良い。
最終回までこのクオリティが保てればなぁ…。
ただねぇ…ヒロインをはじめ、女性キャラが全員見事にウザ過ぎる…んだけど、そのウザさがちゃんとキャラの立て方や世界観構築など、脚本の完成度に一役買っているのが侮れなかったりする。
これで夏みかん(ディケイド)や響鬼の女性陣みたいなまともな人達が出てきたら…ちょっと作風が変わると思うので、『これはこれで、しょ~がないのかな?』とも感じる。
また、安楽椅子探偵ポジションのフィリップが毎回(っつってもまだ2回だが)事件の現場=怪人がいる所に出る理由はドラマを盛り上げる上で『ちゃんと描かれている』が、更にもう一押しが欲しい。
例えば
「遠隔地(探偵所)で変身すればフィリップの安全は確保できるけど、通常の50%の力しか発揮できない」
「翔太郎の側で変身すれば100%の力を発揮できるけど、気を失ったフィリップの肉体が危険に晒される」
っていう設定を脚本に盛り込んでおけば、もっと面白くなると思う。
※今回の記事は某SNSに書こうとしたが、障害の為母屋に書き込む。
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